体を気遣ってくれたプレゼント

気管支が弱く、秋になって空気が乾燥してくると必ず喉から風邪をひくのですが、
そんな私を見て、彼氏が加湿器をプレゼントしてくれました。

自分で買ったものが既に一台あったのですが、お手頃価格の簡単な物だったので、
ハイブリッドな高機能タイプを買ってくれました。

自分では手をだせない最新式だったので嬉しかったし、何より、私の体質をよく分かった上で、
邪魔にならない必需品をプレゼントするという彼の感性にほれぼれしました。

アクセサリーやブランドバッグを欲しがるタイプの女性ではないことも分かってくれていたのだろうし、何よりも健康が大事というお互いの価値観もあっていることが再確認できたことが嬉しかったです。

デザインもシンプルで、こだわりのあるインテリアの中に置いても出しゃばらないので、
6年経った今も一年のうち半分は部屋に出して現役で活躍しています。

大事にとっていてたまに出してうっとりする物も良いですが、
毎日の生活に溶け込んでなくてはならない存在の物も、
かけがえのないプレゼントとして思い出になります。

手作りのプレゼントに涙

「枕が変わると眠れない」という方は多いと思いますが、私もまさにそのタイプです。

昔から首が弱く、枕が少しでも高かったり低かったりすると、目覚めた時に首がガチガチになっていまします。

外泊する時は苦肉の策として、タオル類を何枚か重ねて、自分に合った高さに調整し、枕代わりとして使用していました。

先日、彼氏の部屋に遊びに行った時のことです。
彼が嬉しそうにクローゼットの中から何かを取り出しました。
記念日でもないのに何だろう・・・と思いながら受け取ると、それは手作りの枕ではないですか!

私がいつも枕で苦労しているのを見かねて、ちょうどいい高さの枕を作ってくれていたのです。

普段裁縫なんてする人ではないので、とても驚いてしまいました。
薄めのクッションを買って、それをチクチク手縫いで枕に作り変えたそうです。

彼が不器用に針仕事をしている姿を想像し、思わず涙が滲んできました。

高いブランド物のプレゼントなんかより、こういう心のこもったプレゼントが何より嬉しいですね。
ずっと大切に使わせてもらおうと思います。

嬉しかったプレゼント

私がもらって嬉しかったものは、恋人からもらったアクセサリーやペアリングです。

アクセサリーは、遊びに行ったりするときにつけたりするのが好きだったので、
普段使いができるアクセサリーはとても嬉しかったです。

ペアリングはちょうど記念日に買って贈ってもらうことができ、
自分は大事にされているんだ、っと実感することができました。

ほかに嬉しかったのは、離乳食用の食器です。
妊娠、出産と出費が重なってしまい、そんなものを買う余裕ないなと感じていた時に、
高校からの親友がお祝いにとプレゼントしてくれました。

私のことだけじゃなく、生まれてくる赤ちゃんのことまで考えてくれてるんだと、
嬉しくなったのを覚えています。

今でも、ものすごく役に立っていて大助かりです。
誰からのプレゼントも、心がこもっていれば品物は関係なくても嬉しいですが、
高価なものになればなるほど、いつも以上に私は嬉しくなってしまいます。
自分の好みのものならなおさらだと思います。

ずっと片思いをしていた彼からのプレゼント

ずっとずっと憧れを抱いていた人がいました。
彼はずっと私の事を妹みたいに可愛がってくれていました。

飲みに行って夜遅く帰ったら叱ってくれるし、何かと気にかけてくれました。
彼に思い切ってお誕生日プレゼントを渡した年、
彼も私のお誕生日に「何か欲しい物はある?」と聞いてきてくれました。

「指輪が欲しい」

とダメ元で私は答えてみました。

一瞬黙った彼が「考えておくわ」と笑顔で答えました。

お誕生日の数日前に彼から電話があり

「お誕生日、空いてるなら一緒にプレゼントを見にいこう」

と言ってくれました。

その後に続いた言葉は

「好きな指輪選んでいいよ」と。

嬉しくて嬉しくてこんなに待ち遠しいお誕生日は初めてでした。

当日待ち合わせをして指輪を見にいきました。
あまり高すぎない指輪で可愛いのを選びました。

優柔不断な私が選ぶのをニコニコしながら、一緒に選んでくれました。
指輪を買った後は2人で一緒に食事をして、帰ってきた夢のような一日でした。
5年以上片思いしていた彼に買ってもらった指輪は本当に嬉しいプレゼントでした。

母からの温かいプレゼント

今まで、頂いたプレゼントの中で一番印象的だったのは、母からのプレゼントです。

就職祝いにと、化粧筆のセットをプレゼントしてもらったのですが、
学生の時は、メイクをしたことがなかった事もあり、初めての手にした大人のお化粧品に感動しました。
化粧筆のセットは、誕生日や記念日に贈るプレゼントとしても人気があるようですね。

自分用にセットで購入するには高額だし、躊躇する方も多いと思いますが、
メイク初心者の方にはぴったりのプレゼントだと思います。

また、母から大人の女性として認められた気がして、くすぐったいような嬉しい気分になりました。
就職したばかりで、化粧筆をそろえるまでの余裕がなかったことと、
メイクには化粧筆が必要なんだという知識もなかったため、母の温かい心遣いが身に沁みます。

それから、仕事に行く前には、毎日、その化粧筆を使って、
母から力をもらって今日も頑張ろうとメイクをするようになりました。

化粧筆は、消耗品なので擦り減ってしまいましたが、大事にとってあります。
母からの想いがいっぱいつまったプレゼントに自分の思い出もいっぱい詰め込まれていて、
使えなくなった今でも大切な宝物です。

本当に母には感謝しています。
ですので、母の日にはいつも頑張っている母に花を贈るようにしています。
母の日 花ギフト

思いがけないプレゼント

私は、震災を経験しました。
震災の時は、スーパーへ行ってもドラッグストアへ行っても、
食料がなにもなく、とても大変でした。

震災直後から、いろんな友達が私の安否を心配してくれて、
何度も電話をしてくれました。
ある友達が、

「食べ物ある?送ってもまだ、運送会社は動いてないかな?」

と言ってくれたので、

「なんとかお米は買ってあったから大丈夫。」

と話し、今の状況やこれからどうしたらいいのかなど、
不安な気持ちを癒してくれました。

数日後、運送会社も動きだし、「ピンポーン」と音がしたので、
玄関へ行くと、その友達からの贈り物でした。

「もう、いいのに~。」と言いながら箱を開けてみると、
そこには、友達からのプレゼントと友達の友達数人からのプレゼントも入っていました。

どれもメッセージとお菓子が入っており、

「お菓子を食べてほっと一息ついてね。」
「なにかしたいと思っていたの。まだまだ大変だと思うけど、ひとりじゃなからね。」

など、どのメッセージも心がこもっていて、涙が止まりませんでした。

友達にも、友達の友達にも、本当に感謝です。
一生、忘れないとても大事なプレゼントをもらえました。

最高のプレゼント

妊娠がわかったとき。
うれしくてうれしくて。
真っ先に報告した相手は夫ではなく母だった。

「おめでとう」

そう言うと母は押入れから大事そうに白い箱を取り出してきて私に手渡してくれた。

「あなたが妊娠したら渡そうと思っていたのよ」

箱の中に入っていたのは私の母子手帳と育児日記だった。

母が私を妊娠した時の気持ちや、はじめて笑った日、歩いた日などが細かく記されていた。
こんなにも大事に育ててくれたんだと、改めて母の愛情が感じられて涙が出た。

28年越しのプレゼント。

これまでもらったどんなプレゼントよりもうれしく感じられた。
結婚して5年。不妊治療の末、やっとの妊娠だった。
これまで妊娠を催促されたことこそなかったが、母はどんなにこの日を待ち詫びていたことだろうか。
きちんと手渡してもらえる日が来て本当に良かった。

あれから6か月、私のお腹の子もどうやら女の子らしいということがわかった。
母が私に用意してくれていたように私も娘にいつか愛情いっぱいのプレゼントを手渡してあげたいと思う。

10年ぶりにもらったクリスマスプレゼント

結婚して15年ほど、普通に仲の良い夫婦ですが、
夫からはここ10年以上クリスマスプレゼントをもらっていませんでした。

夫がけちとか意地悪なわけではなく、子どもが次々と産まれ、経済的にそんなに余裕もないことと、
特に欲しいものがなかったので、毎年断っていたからです。

何年か断り続けると、夫も何も買ってこなくなり、それに対して特に不満はありませんでした。

夫や子どもには必要なもの、主に着るものやお菓子などをプレゼントしていたのですが、自分のプレゼントはずっとなしでした。

それが、今年のクリスマスの朝、いつもは大きな靴下が4つ置いてあるリビングに、
もう一つ、小さな赤い靴下がありました。
サプライズって嬉しいものですね。

中に入っていたのは、若い頃大好きだったわちふぃーるどの絵が描かれた長財布。
10年以上同じ財布を使っていたのを気遣って、夫が買ってくれたのです。
財布は牛革で、子猫のダヤンが森にいる絵がとてもきれいに描かれています。
主婦に嬉しいポケットもたくさんあって、すごく使いやすそう。

でも、財布そのものよりも、古い財布をずっと使っていたことに気づいてくれた
夫の気持ちが嬉しい、そんなプレゼントでした。

高価なものではないけれど

当時、付き合って間もない彼がいました。
彼には、近々私が2ヶ月近く入院する事を伝えていました。

入院すると暫く会えないからと、遠く離れた入院先の病院まで送ってくれました。
病院について、病室に荷物を入れて看護師さんから入院の説明を聞き終わるまで彼は付き添ってくれていました。

夕方の帰り際に、イルカの形をしたシルバーのブレスレットを手渡してくれました。
「手術、頑張ってね。待ってるから」と言って病院を去りました。

当時私はイルカに凝っていました。
幸せを呼ぶ動物と言われていて、イルカモチーフの小物などを持っていたのを覚えてくれていました。
そして、ブレスレットが大好きで、いつも手にはブレスレットをはめていました。
なので、イルカのブレスレットを探し歩いてくれたようです。
自分の服も一人で選べない人なのに、女性用のブレスレットを探し回ってくれたと思うと凄く嬉しかったです。

残念ながら、手術室にはアクセサリーは付けていけませんでしたが、
長い入院生活、イルカのブレスレットを見る度に大好きな彼の事を思いだし、幸せな気分になりました。
今でもそのブレスレットは大切にしています。

もらってうれしかったプレゼント

私は、ある男の人とお付き合いしていた時に、クリスマスでも、誕生日でもないのに、
ダイヤの1カラットアップのF、VVS、VERYGOODの一粒石のプチネックレスをいただきました。

イタリアンで夕食を食べていた時です。
「不意に迷惑でないといいんだけど」と言って彼が懐から包みを取り出しました。

1カラットでFカラー、VVS、VERYGOODといったら、もう、婚約指輪ですよね。
でもあえて、私を束縛したく無いから、ネックレスにしたんだと。言ってくれました。

一度母が大学生の時、ダイヤのプチネックレスを買ってくれましたが、体育の授業の時落としてしまいました。

よくテレビで、24時間生放送のQVCを見ていると、ジュエリーサロン特集でミステリアスセッチングで、
小さい石を集めて憧れの1カラットに見えるようにしました。
というと、ぼんぼん売れていくんです。

やっぱりダイヤだよな~。本物は違う、ジルコンなんかつけれないと思いました。
今では毎日肌身は出さず、お守りのようにつけています。